UIEngine だ

技術者諸君これを使い給え。UIEngine(ユーアイエンジン)は携帯電話上でAJAX的なインタフェースを簡単に実現できる技術です。このブログではUJMLサンプルの紹介 UIEngineについて UJMLで作る便利なツール 等を載せています。

Flickrの月間2GBの転送量とジオタグの話

Flickr_4 以前のエントリーでたまったデジカメの写真をどう楽しむか悩んでいたら、ツールをいくつか紹介頂いたのがきっかけで、マックが欲しいと思いつつ、なかなか買えないので、flickrを使っている。ちなみに以前のエントリーは↓

UIEngine だ: ハードディスクにたまった写真の楽しみ方
http://uiengineda.blogs.com/uiengine_/2006/08/post_1.html

 ようやく写真がアップロードし終わり総計約10,000枚あることがわかった。こんなサービスができるならもっと早くからデジカメを使っていれば良かったと少し後悔しているが、後の祭り。同じ後悔を二度しないためにデジタルビデオカメラで撮りためようと画策中である。将来の何かのサービスのためにあらゆるものをデジタルデータ化したら良いかもしれない。(本棚の本もISBNだけでも写真に残しておこうか?)

 それはそうと、私はflickrではpro版の有料サービスを使っている。月間2GBの転送ができるが、先月は途中で限度に達し、今月は既に90%を越えてしまった。今月撮った写真はしばらくローカルのHDDに眠らせるのだろうが、最近の写真量を考えると月間10GBでも普通に足りなくなりそうだ。flickrのpremium版でも出てくれたら良いのだが。

 話は変わるが、flickrは最近ジオタグという位置情報のタグ付け機能を公開した。使ってみようとしたが、日本の地図が粗すぎてまったくタグを付ける気になれないのは問題である。左下の写真は提供される東京付近の地図である。

Flickr_geotag

将来はデジカメにGPS機能がつくのだろうが、いま撮り貯めた写真はどうしたらよいのだろうか。誰かが斬新なアイデアで地図上に整理する方法を思いつくのかもしれない。私がもっと歳を取ってしまったら、どこで撮った写真か思い出せなくなる可能性は高い。記憶の鮮明な内に何とかしたいものだ。

 とはいっても私の記憶は全くたよりにならないので、最近は外で写真を撮る時にはできるだけ特徴的な「もの」を同時に撮影するようにしている。例えば電柱の住所や、商店街の店の名前、バス停である。海や山だとどうしようも無いが、将来のサービスに期待しているわけだ。特徴的な「もの」から勝手に撮った場所を割り出してくれるはずだ、という算段である。

---【おまけ】

キャズムを超えろ! - ナビタイムのオジサンが『ナビ』だってことを知ってる人は何人いるんだろう...
http://d.hatena.ne.jp/wa-ren/20060907/p1

のエントリーで紹介されている、ナビタイムのおじさんがそういう意味だったとは私は全然気づかなかった。レーシングドライバーだと。

2006/09/08 カテゴリー: ユーザーインターフェース | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)

「QuestIQ」で前に進めない。

Questiq  本日、東京は雨である。先日のエントリーで紹介したUIEジャパンの新サービス「QuestIQ」をもう少し試そうと思った。このサービスは問題を共有できるので、例えば

問題:UJMLのXMLエレメントは決められた順序通りに記述しないとコンパイルエラーが発生する。YesかNoか?

といった簡単な問題を一度登録すれば、後は誰でも使うことができるのだ。

 まったく便利なものができたものである。ちなみに以前のエントリーはこちら。

UIEngine だ: UIEジャパンの新サービス「QuestIQ」を使ってみよう
http://uiengineda.blogs.com/uiengine_/2006/09/uiequestiq.html

さて、前回、問題を登録しようとしたものの、その方法がわからなかったが、ヘルプを見るとレベルアップすれば登録できるようなことが書いてある。早速レベルアップに挑戦である。

 トップページで「あそぶ」をクリックすると以下の画面になる。

Questiq_asobu

ここで、表示されている4種類の問題集から一つを選択してクリックする。ちなみに選択できる問題は

1.英単語

2.トリビア

3.県庁所在地

4.恋愛問題

であり、どれも難しそうである。トリビアを選び、レベルアップに挑戦した。

※ちなみに、この画面左にある機能メニューだが、グレーアウトされているものは、マウスオーバーしたときにどうしたら使えるようになるのか提示して欲しいものだ。

レベルアップに挑戦した結果は、無残にも3問中1問正解となりレベルアップ失敗となった。わらっていいともがいつ始まったのか、キャンキャンという雑誌のロゴのつづり、等、非常に専門性の高い問題でレベルアップは難しい。

2006/09/06 カテゴリー: ユーザーインターフェース | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)

UIEジャパンの新サービス「QuestIQ」を使ってみよう

Questiq UIEジャパンから新サービス「QuestIQ」がリリースされたことをご存知の方も多いだろう。

QuestIQ
http://que.stiq.jp/?

今日、早速試してみたいと思った。というのも、RSSリーダーに今野社長のブログや木戸さんのブログを登録しているので、何度と無くQuestIQの宣伝を見、そろそろ使ってみようという気になったのである、というのは建前で、「問題を作って共有する。」というコンセプトは昔から気に入っていて、最近英語を勉強しようという話もあり、これは使ってみたいと心から思ってしまったのが本音だ。

 ということで早速使ってみようと考えた。まずは、UIEngine関係の問題をいくつか公開することにした。

 ところがである。いきなり問題を登録することができない。メニューには「問題をつくる」とあるが、グレーアウトされていてクリックできない。「???」何故だろう。アルファ版だからまだ作れないのだろうか。

 ということで、問題が作れるようになるまで待つことにしよう。早く使いたいものだ。

2006/09/04 カテゴリー: ユーザーインターフェース | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

PCの世界と携帯の世界が隔てられていることについて

 いつか読んだブログ記事に、携帯は携帯で独立したウェブの世界を持っている、というものがあった。ブックマークし忘れたのでソースがわからない。記事中では携帯電話とPCの世界をユーザーが考えて使い分けていると書いてあったと思う。

 それではいけないのだ。

 もし、何かのサービスがあったら、どんなデバイスでも使えるようになっていて当然だし、そうなるようにサービスプロバイダーの開発・提供コストを下げられる仕組があるべきだろう。

 ところで、

 「UIEngine なら簡単にそれが実現できるのか?」

そんな質問が飛んできそうだが、今のところそんなに簡単ではない。UIEngineはデバイス毎の仕様差をできるだけ吸収するが、大きな仕様差があると本来実現可能なリッチな使い勝手を制約してしまうこともある。そうならないように、よりリッチな仕様に合わせUIEngineを拡張するのだが、できあがったものは「それってUIEngine?」、「結局デバイス毎にカスタマイズして作るのと変わらないんだけど?」という話になるかもしれない。

 結局同程度の仕様差を吸収するメリットが高いということなのだが、同じシリーズの新製品が次々発表される家電業界では重宝されるものの、広くあまねくサービスを提供したいサービスプロバイダーにとってはそんなにありがたくないのかもしれないのだ。

2006/08/18 カテゴリー: ユーザーインターフェース | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

flickr の Archives 機能で不覚にもうるうるしてしまった

Flickr_3 日本は夏まっさかりである。

 先日、空き時間を使いせっせとデジカメ写真をflickrアップロードしたが、flickrのArchives機能で不覚にもうるうるしてしまった。この機能は単純なカレンダー機能で、写真を撮った日付別にカレンダー上に表示されるのである。撮っていない日、撮った日も一目瞭然、同様に月についてもはっきりわかる。

 これを見せられると、写真を撮りたくなってくる。私は、写真を撮りたくなっている自分に気がつき、「うるうる」してしまったわけである。これはすごい。撮りたい「意欲」が湧いているのだ。(笑)

 話は変わるが、最近、家に招待されることが多く、良いインテリアを自宅に活かしたいとその場では思うのだが、写真を撮らせてくれというのも気が引ける。これからは、できるだけ撮らせて欲しいと頼もう。撮った写真に「インテリア」というタグを付け、将来参考にするのも楽しみだ。

 flickrのAPIには今のところarchives系のものは提供されていないようである。

Flickr Services
http://www.flickr.com/services/api/

私の見落としかもしれないが、やりながらドキュメントを眺めていけば直接的な方法が無くとも、迂回策はあるに違いないのだ。

2006/08/16 カテゴリー: ユーザーインターフェース | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

写真の楽しみ方 flickr pro で写真をバックアップ

Flickr_1  以前のエントリーで

UIEngine だ: ハードディスクにたまった写真の楽しみ方
http://uiengineda.blogs.com/uiengine_/2006/08/post_1.html

たまりにたまった画像をどうやって楽しむのか、という悩みを書いた。以前ハードディスクがクラッシュした経験もあり、ネット上のストレージスペースとして使え、かつ画像の管理、共有もできるものを週末探してみた。いまさらという感じもするが、

Welcome to Flickr - Photo Sharing
http://flickr.com/

が良いようだ。年間25USドルで、月間 3G の転送量、後は無制限で使える点が魅力だ。写真を管理するためのインタフェースも使いやすい。都度アップロードするのは面倒だが、そこは Yahoo!Widgets に勝手にアップロードしてもらうようにしよう。

 あとは、タグをつけたり、お気に入りをピックアップする管理面だが、PCの前に座って一生懸命に勤しむのは私には合わない。携帯で暇な時間に少しずつタグをつけたり、お気に入りをピックアップすることを楽しみながらできたら最高である。

Flickr Mobile
http://flickr.com/mob/

こんなものを見つけた。携帯用のflickrである。ところが、古いflickrアカウントでしか使えないのだ。私は最近サインアップしたばかりで、YahooIDを強制的に与えられている。よって、この機能を使いたくても使えない。使えないなら自前で作るしかないのだろうか。

 とりあえず、週末のあいた時間で手元のパソコンにある写真をアップロードしてみた。flickrが提供しているアップローダーの名前が「Flickr Uploadr」、洒落た名前である。

2006/08/10 カテゴリー: ユーザーインターフェース | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

写真の楽しみ方 Picasa と flickr を使いながら未来のプラットフォームを考える

Flickr  先日、

UIEngine だ: ハードディスクにたまった写真の楽しみ方

で、ハードディスクにたまった写真をどう楽しもうかというエントリーを書いたが、すぐNaotakeさんからコメントをもらった。こうして、フィードバックを得られるのはうれしいものだ。

 さて、コメント欄ですすめられた iPhoto を試したかったものの、MACが無いので Picasa を早速インストールした。以前、Picasaを使っていたことがあったがタグを付けにくかったので、使うのをやめてしまった経緯があるが、再度楽しみ方を求めての挑戦だ。

 それともう一つ、flickrにサインアップし楽しみ方を模索することにした。flickrを選んだ理由は、flickr用のYahoo!Widgetsがいくつか公開されており、Yahoo!Widgetsが入っている私の環境では管理しやすいのでは?と考えたからだ。

 さて2つを同時に使い始めて気付いたことがある。それは楽しめる状態にするまでのことだ。picasaはハードディスク内の画像を検索し、picasaの管理下に置く。これに対し、flickrはサーバーにアップロードする作業が必要だ(アップロードにはflickrから提供されているuploaderを使用できる)。

 そもそも、デジカメからPCにコピーする作業をしているので、アップロードを意識して行うのは苦痛だ。以前のエントリーで書いたことがあるが、ユーザーにとってはデータがPCに格納されているのか、それともサーバーに格納されているのか?はどうでも良いことである。今のところ、これがどうでも良くない設計に基づいているため、何度もコピーしたりアップロードする必要があるのだろう。

 未来のWindowsにはWEBサービス毎のレポジトリフォルダが用意され、ネットに接続された瞬間にサーバーとの同期を自動的に取るように動作するようになるのだろうなと思っている。もちろん、そのレポジトリフォルダ自体もユーザーが意識する必要が無いものである。ユーザーには一つのインタフェースが表示されるだけだろう。結局、最終的にはUIEngine的なアーキテクチャに近づいて行くに違い無いのだ。

2006/08/09 カテゴリー: ユーザーインターフェース | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

Opera Widget を試してみる「誰もが作れる、高度なプログラミングを除外するアプローチ」

Opera_widgets OperaWidgetsを試してみた。OperaWidgetsを使うにはOperaというブラウザをインストールする必要がある。インストールはこちらから。

Opera ブラウザ: ホーム
http://jp.opera.com/

OperaWidgetsは「Opera Widgetize!」と言うWEB上のウィジェット作成ツールを使うことができる。そのコンセプトは次のようなものだ。プレスリリースから抜粋すると、

DIY ウィジェット: Opera Widgetize! でインスタント・ウィジェットを作ろう
http://jp.opera.com/pressreleases/ja/2006/07/19/

「Opera ユーザの皆様の多くがウィジェットを作りたいと望みながらも、沢山の時間を費やしたりコーディングを学んだりはしたくないと考えていました。」と Opera Software の CTO、Håkon Wium Lie は述べています。「そこで弊社は、そういった全作業をユーザの皆様の代わりに行うサービスをご用意しました。骨を折らずにウィジェットの醍醐味を堪能でき る一番簡単な方法と言えましょう。」

ということだ。実際に試したところOpera Widgetize!で現在作成できるウィジェットは

・RSSフィードをデスクトップに表示するウィジェット
・Flickr等の画像をスライドショー的にデスクトップに表示するウィジェット

である。とりあえずこのブログのRSSを表示するものを作成してみた。作成するだけなら、

Widgetize, the Opera Widget generator
http://widgets.opera.com/widgetize/

のサイトでおこなえる。プレスリリース通りコーディングの必要は無い。わずか数クリック程度だ。しかし、実行するにはoperaをインストールしなければならない。作ったものの実行できる人はかなり少ないに違いない。ためしにこのブログをOperaで閲覧している人の割合を確認してみると、

0.9%

だった。

 0では無いのだ。この方のために、本ブログ用のOperaウィジェット公開である。

Widgetize!

どうだろうか?期待通りに動作すればうれしい。

 さて、このような誰でも作れるという取り組みはすばらしいと思う。もちろん、マニアックなエンジニアが作ったウィジェットも公開されている。

Opera Widgets - Weather, News, and More
http://widgets.opera.com/

でも、少し気に入らなかったら自分で作ればよいし、初心者でも簡単なものなら作れる場を提供しているのだ。

 今後はOpera Widgetize!でWEB-APIを使うウィジェットを作成できるようになったら面白い。UIEngineでも、よりリッチなアプリケーションを作るときにはWEB-APIははずせない。WEB-APIは結構面倒なことが多い、インタフェース仕様も何種類かあるし。それを全て吸収し、簡単にウィジェットを作れるようにしたらそれは結構面白いことになるに違いないのだ。

2006/08/08 カテゴリー: ユーザーインターフェース | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

コンピュータはインタラクティブなインタフェースがなければ、ただの箱になってしまう。

440c  コンピュータが電気が無ければただの箱だと、そんな話は昔からあるが、最近立派な賞をを取った五十嵐建夫助教授が、

五十嵐健夫東大助教授、SIGGRAPHでSignificant New Researcher Award受賞 (MYCOMジャーナル)
http://journal.mycom.co.jp/news/2006/08/02/440.html

の中で、こんなことを言っている。

コンピュータはインタラクティブなインタフェースがなければ、ただの箱になってしまう。この分野は実は非常に重要であり、この分野はさらに進化していくだろうと考えている

おっしゃるとおりである。ユーザーを見ながら「インタラクティブなインタフェース」をつくっていきたいものだ。

2006/08/07 カテゴリー: ユーザーインターフェース | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

ハードディスクにたまった写真の楽しみ方

 デジカメを持ち歩くようになり、また容赦なく撮るのでハードディスク内には数え切れないぐらい写真がある。この写真達はそれぞれ良い思い出なのだが、どうやったら楽しめるだろうか?考えられることは

・お気に入りをセレクトして印刷し、リアルなアルバムを作る
・誰かと共有してコメントを蓄積する

といったことを、ふとした時間にちょっとずつやりながら蓄積できる、そんなものがあったら良いが、あるのだろうか?

2006/08/03 カテゴリー: ユーザーインターフェース | 個別ページ | コメント (3) | トラックバック (0)

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