先日のエントリー「CEATECお疲れ様」で松下のVIERAというテレビについて軽く触れたが、本エントリーでもう少し詳しく書く。
左の写真、テレビのリモコンなのだが、違いがわかる人はかなりの通であろう。
左側の黒いリモコンはホテル専用のVIERAリモコンであり、右側のシルバーのリモコンは市販VIERAに付属するリモコンである。
大きな違いは、ホテル専用リモコンにはホテルサービス(例えばビデオチェックアウト)のメニューを呼び出すボタンがついていることと、不要なボタンが取り払われていることだろう。
それはさておき、あの日部屋に到着後、撮りためたデジカメの写真を見る方法が無いか?と思案していたところ、VIERAの画面右下にSDカードの挿入口が見えたのが全ての始まりだった。
デジカメからSDカードを抜き出し、挿入口に差し込んでみるものの何の反応もしない。WindowsXPで画像のコピーウィザードが出ることに慣れている私にはそれだけで拍子抜けだったが、何度か抜いたりさしたりを繰り返し、リモコン(左の黒いもの)をいじっている内に怒りがこみ上げてきたのだ。
「SDカードが刺さるのに何も出来ない、そんなばかな話は無い」
早速、ホテルに問い合わせ、待つこと30分、1人の係員が新しいリモコンを持ってやってきた(右のシルバーのもの)。実はその間、外出していたため私は対応しなかったのだが、戻ったときにテーブルの上にリモコンが2つ並んでいるのを見たときには、「ジョイカードmkⅡか?」的な童心に返る思いを持った。
つまりは、「おいおいそりゃずるいだろ」ということだ。
シルバーリモコンの登場により、無事、スライドショーを見られるかと安心したわけだが、先日のエントリーに書いたようにさくさくスライドされないため、数百枚の写真を見るのには苦労した。
とりためたデジカメの写真をホテルのテレビで見ることができたら、観光旅行に来た滞在者には結構喜ばれるのでは?と思うがどうだろうか?
というわけで、VIERAの開発担当者の方にお願い!
・ホテル専用リモコンに写真を見るために必要なボタンは残すことを希望
・写真がさくさくスライドするように画像処理エンジンか何かを良いものに