ここではUJMLの初心者向けに色々まとめています。日本語のドキュメントもまだ少ないので集められるだけ集める予定です。
UJMLについて(勝手解説):
UIEngineは小型デバイス(携帯電話、PDA等)上でプログラム(ゲームや各種ツール)を動作させる仕組のことです。UIEngineについてもっと知りたい方はこちらのブログがおすすめです。
・Life is Beautiful (UIEvolution社 CEO 中島聡氏のブログ)
・遅咲きブログ少年 @はてな(株式会社UIEジャパン代表取締役 今野純氏のブログ)
プログラムはUJMLという独自の言語で書きます。
UJMLは、HTMLとJavascriptがわかる人なら簡単に理解できる新しい言語です。HTMLによく似ています。
UJMLでプログラムを作るためのSDK(開発キット)が無償で公開されているので、誰でも気軽にパソコンにインストールしてUJMLを学ぶことができます。
さらに、SDKを使うと作ったプログラムをインターネット上にすぐ公開できます。作ったものをみんなに使ってもらえるようにすることも簡単です。
◆ステップ1
上の「UJMLについて(勝手解説)」を読んでおおよそ理解できた方はステップ2へ。もっと詳しく知りたい方は、UJMLについて書いてある「UJMLの概念」を読むと良いです。
◆ステップ2
SDKをインストール(ponpon-village.netさん)してサンプルを実行してみましょう。SDKの概要を読みながら。SDKのインストールについて、当ブログでもSDKのインストール方法の解説をはじめました。
※注意:Javaが必要です。先にJavaをインストールしましょう。JAVAは1.4.2以上が必要です。
現在SDK1.5が正式版として、SDK2.0がベータ版としてリリースされています。SDK2.0のインストールは太郎日記79Jさんのブログに丁寧な解説があります。
◆ステップ3
自分でUJMLを書いてみましょう。私のUJMLサンプルが参考になれば幸いです。
・超初心者用のサンプルも用意しています。HELLO WORLDを表示するサンプルです。
・UJMLサンプルのカテゴリ(より難しいものから表示されてしまいます。)
・UJMLサンプル001から025までの一覧
・UJMLサンプル026から050までの一覧
・UJMLサンプル051から075までの一覧
UJML1.5によるアプリ開発の勘所をまとめました。ご参考までに。
◆ステップ4
開発者フォーラム(英語)に入り、わからないことを質問しよう。
このフォーラムは参加者がまだ少なく、生徒より先生が多い状態です。例えて言うなら、Windows開発初期の頃のBillgに直接質問し回答できる状態、といったところでしょうか?この機会に英語の勉強をかねてフォーラムに参加すると良いでしょう。
[2006/2/16 追記]本家のサイトに"Inside UJML"というページがあり、UJMLの概念とサンプルプログラムが解説付で紹介されています。しかし、このドキュメントは詳しく読まない方が良いです。細かい点で古い情報があり、UJML2.0のリリース(2006年3月予定)に向け古いままアップデートされません、きっと(目下 UJML2.0用のInsideUJMLを作成中だとか)。
このブログでも「インサイドUJML」として日本語で解説してきましたが、「制御文 for は使えない」という嘘をそのまま紹介してしまいました。既に読んでいた方がいたら申し訳無いといったところです。この場を借りてお詫び申し上げます。
"Inside UJML"の細かい言語仕様はUJML1.2ぐらいのものなので(現在は1.5)、その後拡張されたものは反映されていないようです。
ざっと見て、「こんなものが作れるのか」と、概念部分を理解すると良いでしょう。