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iPhoneとUIEngineと(2008/07/01)

Life is beautiful: Googleのandroidは通信事業者にとって本当に正しい答えなのか?
http://satoshi.blogs.com/life/2008/06/uie-japantvgui.html

 最近、Life is beautiful さんのブログに興味深いエントリーが続いているので楽しい。

 つまり、ハードウェアは、Appleのような強いブランド力を持ったメーカーがサービスも含めたすべてのおもてなしを提供してしまうiPhone のような「付加価値の高いデバイス」と、上の「ひかりTV向けのSTD」のように、サービス事業者がUIEngineのようなミドルウェアと通じておもて なしを100%サーバー側からコントロールするための箱の役割をする「コモディティ化されたデバイス」という二極化である。

 言い換えれば、これはサービスの提供者とハードウェアメーカーの間で、どちらが付加価値の高いポジションをとるか、という主導権争いでもある。通信事業者は「ただの土管」にはなりたくないし、ハードウェアメーカーは「ただの箱」にはなりたくない。

この内容とか「あぁ、深いなぁ」と思ってしまう。UIEngineはエクステンション?だったかな、といった機構を使ってデバイスに特化した機能を追加することができる。つまり、やろうと思えばiPhoneにUIEngineを乗せ、iPhone用のエクステンション?を組み合わせて、より良い「おもてなし」が提供できるわけだ。これはUIEngineが小さいからこそ簡単にできるのだが、ただ、この取り組み自体がUIEngineが望む軽量VMの形から逸脱することになるので気持ち悪い。それに、本当の「高付加価値」を目指すのなら、VMかますのは不利なだけである。つまり可能であれば、いつだってネイティブ最高!最高!。

 結局、すべてのアプリケーションというかソフトウェアがウェブベース(広義のね)になっていくことを考えると、「コモディティ化されたデバイス」でも「付加価値の高いデバイス」でも、意味的には同じではあるものの、「おもてなし」が全く異なるもの(サービス)を提供できるようにしておくのは、通信事業者でもハードウェアメーカーでも無い場合には都合が良い。スティーブ・ジョブズが作り出した現実歪曲空間に中島氏も飲み込まれて楽しい立ち位置に立ったというところだろうか。通信事業者にしてみたらiPhoneが出てくるまでは、「やばい土管になっちゃう!!」なんて本気で焦る必要は無かったように思うが。

 SNSでもブログでもウェブアルバムでも何でも良いのだが、ある特定のサービスがデバイスの力を使ってブランディングできるかも?と考えられるようになったのもiPhoneの異常さのおかげ。そして、今回、中島氏がつくっている直球ど真ん中のSNSも、iPhoneでヒットすれば、他デバイスへの「おもてなし」を抑えた提供も可能である点(UIEngine)も興味深い。だからこそ直球ど真ん中を投げられるのだろうが。iPhoneで大ヒット、、、よっしゃ、他デバイスにも提供だぁ、、、「どうしよう^^;」なんてことにならないわけだ。STBでお茶の間進出も夢では無い。

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