ソースコードの保守の話。昔のソースコードは、当時最先端でも、今から見ると「古い」のはよくある話。より、使いやすいフレームワーク、より使いやすいライブラリーが、そこにあるソースコードを負の遺産たらしめようと虎視眈眈と狙っているみたいだ。
もし、そんな昔のソースコードに「新しい機能を追加したいのだけど、、云々」といった要望を聞いたとき、あなたが最先端大好きなエンジニアなら「そのソースコードは駄目です。Ruby on Railsで書きなおしましょう。」と言いたくなるかもしれない。だが、ちょっと待って。確かに、古いソースコードを捨てて、新しいものを作るのは楽しそうだ。実際楽しいだろう。そして古いソースコードに向き合うのは、学校の課題図書を何とか読破するぐらい苦しいことだ。
何故、昔のソースコードがダメなのか?どうして、Ruby on Railsがそんなに良いのか?あなたのミーハーな部分を差し引いて考えてみよう。
・追加変更部分だけ、新しいフレームワークは適用できる/できない?
「古いソースコードを見ていると目が腐る(実際は腐らないが)」なんて刺激的な言葉を発する同僚がいるかもしれない。楽しくないことをどう表現してもかまわないが、その同僚の本音を知りたい。知ろうとしている?この発言は気持の上では同意するので「うんうん」と言ってしまいそうな発言だ。
新しいフレームワークやライブラリーを使いたい気持ちはわかる。ただ、それをツールとして見ているだけでは楽しく無い。何故、それがそんなに使いやすいのか?なぜ?なぜ?どうして?そんなに使いやすいなら、もっといいもの作って、ついでにEclipseのプラグインも作って開発環境として配布してアジャイル、アジャイルみたいな流れも楽しそうだとは思わない?あ、思わないか。
「なぁに、いまさらだが、C言語で、、、」とか、そういうのもありだと思うけど。
#ところで、ここにある40万行のコード、どうしよう。。。
#春です。新人の皆さん、半年以上はコードを書きまくってくださいな。