シリコンバレーに乗り込んだ人 日本にとどまる人(2006/05/16)
昨日、偶然読んだ記事「Google 本社 ツアー」を書いた人物が、このブログで以前紹介(「集合知が重要になるプラットフォームには素敵なインタフェースを入れるべき」)したリアルコム社の方だったとは、何か偶然というか、すぐ気づかない私の注意力不足を思い知るのだ。
このブログの作者の石川氏は、Google本社を訪れ、シリコンバレーに対して次のような感想を残している。
Googleはもともとテッキー達が「自由に」「寝食を忘れて」取り組んで作った会社である。そして、ここまでの規模になっても、社員の技術者全員が、絶対にそうありつづけることを経営として追求しているのだ。
この自由な環境は、通勤や食事、洗濯から健康から、公平な人事から、なんからなにまで、仕事が出来ないことを、ほかの誰のせいにもできない。このような環 境の中で、自分を見失わずに働き続けることが、どれほど難しく、恐ろしく、どれほど楽しいことか、想像できるだろうか。それを、このGoogle本社だけ でも、何千人もの人が昼夜行っている(TokuseiさんはDrop outした人を知らないと言っていた)。どうやって勝つ?どうやって追いつく?シリコンバレーって、技術者にとってこういう場所なのだ
技術者として、「どうやって勝つ?どうやって追いつく?」をいつも考えさせられる環境なのだ。日本にそんなことを考え続けなければならない「場」があるのかどうか。隣を見れば変なやつで、奴らがちょっと本気になれば自分の技術力を負い抜かしそうな、そんなオーラを発しているのだろう。
そうでありながら、互いの技術力を補完し合いながら最高のサービスを追求する。そういう環境なのだろう。そのために、自分自身を追い自己研鑽を続ける、そういう技術者が集まっているような、そんなにおいを感じる。
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