アプリケーションサイズを気にせずにはいられない。(2006/04/05)
左の写真はSDK1.5のイベントペインのリクエストタブの内容だが、携帯等の小型デバイス上で動作するアプリケーション開発の際にはアプリケーションサイズを気にしなければならないのが通常だが、もちろんUIESDKでもすぐにアプリケーションサイズがわかるようになっている。
今日、あるアプリケーションを作成し、DOCOMO携帯で実行しようとしたところ、サイズが大きすぎて ujbc のダウンロードに失敗した。UIEngineの基本動作は次のようになっているが
1.UIEngine本体(UIEPlayer と言うらしい)をダウンロード 約30K
↓
2.UIEPlayerがアプリケーション本体 ujbc ファイルをダウンロード
↓
3.UIEPlayerが ujbc の中身を解釈しながらアプリケーションを実行
アプリケーションサイズが大きすぎる、つまり、2でダウンロードされる ujbc ファイルが大きすぎると、ダウンロードが途中で停止してしまい、後はうんともすんとも言わなくなってしまう。開発SDK上ではそれがわからないので、DOJAのエミュレーターで走らせて見るか、実際に携帯で実行してみるか、しか、今のところ確かめる方法は無いようだ。
誤って、サイズが大きすぎる ujbc を配信側が作り検証もせず公開することも考えにくいが、UIESDKから実際の動作チェックまでの流れが作業ベースでちょっと面倒かもしれない。UIESDK2.0ではEclipseベースになるので、そのあたりの拡張も容易になるだろうが。
さて、今日作成したアプリケーションに話を戻すと、アプリケーション画面中にマスを100個近く表示する必要があり、それを<template>を使わずに実装したのが問題だった。Inside UJMLを読むとわかるが、配列で実装した<stateを>を<template>化することでアプリケーションサイズを小さくする方法が掲載されている。
比較的大きめのものを作るようになると、Inside UJMLに書いてあるようなtipsが必要になってくるのだろう。日本語化されることを望むが、それはまだ先のようだ。
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