エンタープライズ市場への展開がUJMLの普及を加速させるか?(2006/03/07)
現在、UJMLの認知度はまだまだ低い。最近流行りのAJAXとは50倍以上差があるようだ。(※Googleアドワーズ統計より)
さて、最近ではエンタープライズ向けウェブアプリケーション市場でも積極的にAJAXを採用し、ユーザーインタフェースを差別化要因として打ち出そうとしている傾向がある。グループウェアを開発するネオジャパンもそのような発表をここ数日で行った。
エンタープライズ向けウェブアプリケーションといえば「グループウェア(スケジュール管理、情報共有等)」「ナレッジマネジメント」「文書管理」等、明確な区切りをつけて列挙しても意味が無いがいろいろある。それぞれが多くの場合携帯電話向けのインタフェースを提供している。
写真のリアルコム社のナレッジマーケット(R)に携帯電話向けインタフェースが提供されているかどうかは知らないが、この会社は独立系でナレッジマネジメントソフトウェアを提供する会社としては業界1位だったと記憶している。事例を読むとわかるが、昔からユーザーインタフェースに極めて力を入れてきたようだ。
是非、このようなユーザーインタフェースを思いやるベンチャー企業で、かつ一気呵成に市場での展開を考えている企業にUJMLを採用して欲しい。UJMLには
・開発の生産性を向上する(iアプリ、EZアプリ、云々と別々に開発しなくて良い)
・ユーザーに快適なインタフェースを提供する
という二大特長がある。人的資源に限りがあり、かつ、イノベーティブな思考が根付いているベンチャー企業にこそUJMLが採用されるべきだろう。※ちなみにリアルコム社のナレッジマーケット(R)はJAVAベースのシステムだ。現在ある、ServletのUJMLコンパイラーがそのまま活用可能だ。
もし仮に、私がUIEJapanの営業マンなら、このようなベンチャー企業にプロトタイプとそれが動作する3つの携帯電話(DOCOMO,AU,VODAFONE)を持って飛び込み営業するに違いない。
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