UJMLサンプル061:基礎:デバイス情報の取得 _getIntProperty()その2 色の数とファンクションキーの数(2006/02/22)
前回の「UJMLサンプル051:基礎:デバイス情報の取得 _getIntProperty()」に続いて、デバイスの情報を取得する方法を紹介。
_getIntProperty()等のデバイス情報を取得することは、異なるデバイス上でも期待した通り動作させるためにとても重要だ。
_getIntProeprty()を使うときは、引数に何の情報が欲しいかを渡すが、引数に渡すべき値はエンティティとして定義されているので、それらをそのまま使えばよい。現バージョンにあるエンティティは以下の8個。
&_PROPERTY_INT_SCREEN_WIDTH;
デバイス画面の横幅(単位:ピクセル)。 ←極めて良く使う
&_PROPERTY_INT_SCREEN_HEIGHT;
デバイス画面の高さ(単位:ピクセル)。 ←極めて良く使う
&_PROPERTY_INT_COLOR_DEPTH;
デバイスが提供している色の数(単位:ビット)。デバイスがカラー非対応の場合は提供されているグレースケールの階調数。
&_PROPERTY_INT_FUNCTION_KEY_COUNT;
デバイスがサポートしているファンクションキーの総数(F1 と F2など)。関連項目: ファンクションキー。
&_X_VALUE_INT_ONSELECT_X_ABS;
直近のonSelectイベントのX軸方向の位置。絶対座標。関連項目: onSelect event。 ←スタイラス対応やタッチパネル式のデバイスのみで必要
&_X_VALUE_INT_ONSELECT_Y_ABS;
直近のonSelectイベントのY軸方向の位置。絶対座標。関連項目: onSelect event。 ←スタイラス対応やタッチパネル式のデバイスのみで必要
&_X_VALUE_INT_ONSELECT_X_REL;
直近のonSelectイベントのX軸方向の位置。イベントを検出したビジュアル要素からの相対座標。関連項目: onSelect event。 ←スタイラス対応やタッチパネル式のデバイスのみで必要
&_X_VALUE_INT_ONSELECT_Y_REL;
直近のonSelectイベントのY軸方向の位置。イベントを検出したビジュアル要素からの相対座標。関連項目: onSelect event。 ←スタイラス対応やタッチパネル式のデバイスのみで必要
★---コード
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE ujml PUBLIC "-//UIEVOLUTION//DTD UJML 1.5//EN"
"http://www.uievolution.com/dtd/ujml-1.5.dtd" [
]>
<!-- http://uiengineda.blogs.com デバイス情報の取得 -->
<ujml>
<application>
<variables>
<var name="mColorDepth" type="int"/>
<var name="mFkeyCount" type="int"/>
<var name="mStr" type="string"/>
</variables>
<script>
mColorDepth = _getIntProperty(&_PROPERTY_INT_COLOR_DEPTH;);
mFkeyCount = _getIntProperty(&_PROPERTY_INT_FUNCTION_KEY_COUNT;);
mStr = _strcat("色の数:",mColorDepth, "ビット ファンクションキーの数:",mFkeyCount);
</script>
<display>
<multi-label>
<text><eval>mStr</eval></text>
<width><eval>_getIntProperty(&_PROPERTY_INT_SCREEN_WIDTH;)</eval></width>
<height><eval>_getIntProperty(&_PROPERTY_INT_SCREEN_HEIGHT;)</eval></height>
<bg>&_COLOR_WHITE;</bg>
</multi-label>
</display>
</application>
</ujml>
コメント