UJMLサンプル053:超基礎:HELLO WORLD! その2 文字の色を指定(2006/02/21)
前回のサンプルで文字を簡単に表示することを紹介したが、今回は文字に色を付ける方法を紹介する。
UJMLはHTMLとJavascriptが分かれば簡単に理解できると何度か書いたが、この書き方はHTMLと少し違うので注意が必要だ。でも、慣れれば大丈夫。
サンプルコード中の
<label>
<text>HELLO</text>
<fg>0xFF00FF00</fg>
</label>
の意味は、<label>というものを用意して、そこに
・文字HELLOを表示しろ <text>HELLO</text>
・文字の色は0xFF00FF00(緑色)にしろ <fg>0xFF00FF00</fg>
という意味だ。
HTMLに成れていると色の指定が妙に長いことに気づく。これはHTMLとの色指定方法の違いだ。
最初の"0x"は「これから16進数を書きます」という意味で、何色が表示されるかどうかには関係が無い。
次の"FF00FF00"が16進数だが、HTMLだと例えば緑を表示するときは"00FF00"といった具合に基本的には6文字だ。UJMLでは8文字ある。なぜか?
最初の2文字は「アルファチャンネル」の指定に使う数値、つまり透明度を指定するためのものだ。FFだと透明じゃないということ。最初の2文字を除いた"00FF00"が色の指定で、これはHTMLの場合と全く同じ。
★---コード
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE ujml PUBLIC "-//UIEVOLUTION//DTD UJML 1.5//EN"
"http://www.uievolution.com/dtd/ujml-1.5.dtd" >
<!-- http://uienginda.blogs.com -->
<ujml>
<application>
<display>
<label>
<text>HELLO</text>
<fg>0xFF00FF00</fg>
</label>
</display>
</application>
</ujml>
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