UJMLサンプル020:コンポーネントの利用(スクロールテキストボックス)(2006/02/03)
記念すべき第20回はスクロールテキストボックスだ。SDKのサンプル中にscrolltextbox.ujmsがある。このファイルを使用する。
この「ステートマシーン」はスクロールバーがついたテキストボックスだ。上にも下にもスクロールすることができる。使い方は簡単で、initで文章と位置、サイズ、色を設定し、showで表示する。ただそれだけだ。
記念すべき20回なので、UJMLの紹介を改めてすることにした。
本サンプルでは「UJMLの概要」の文章の一部を表示する。極めて重要なメッセージだ。今後、組み込み家電の普及によりUJMLで作られたアプリケーションが家庭のあちこちで動作するようになるだろう。インターフォンから電子レンジから冷蔵庫、金魚鉢から子供机等々。現在はデバイスの非力さもあり、初期のWindowsを思い出させる質素な画面を作る方が良いかもしれないが、今後は、過去Windowsが98,2000,XPと見た目が進化したようにアプリケーションの見た目も進化し、ユーザーに新しい感動を与えてくれると確信している。
動作サンプル
※動作にはJAVA Runtimeが必要
---コード
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE ujml PUBLIC "-//UIEVOLUTION//DTD UJML 1.5//EN"
"http://www.uievolution.com/dtd/ujml-1.5.dtd" [
]>
<!-- http://uiengineda.blogs.com -->
<ujml>
<application>
<state-machines>
<include file="components/scrolltextbox.ujms" state-machine="ScrollingTextBox" />
</state-machines>
<script>
// テキストボックスを初期化
ScrollingTextBox.init("UJMLはいかなるプラットフォーム上でも動作します
UJMLソースコードはUIEngine上で実行されるバイトコード形式にコンパイルされます。 UIEngineは様々なデバイス上で動作するようにポーティングが行われてきました。その他のデバイスへのポーティングも容易です。 CPUを内蔵しているデバイスならば、UJMLを実行できると考えてよいでしょう。
デバイスはそれぞれ異なる能力をもっているため、UJMLではアプリケーションのランタイム時にデバイスの能力に適応することを可能にする機能を備えています。 UJMLでは、同一のコードが携帯電話、MP3プレーヤー、PDA、そしてパソコン上で動作するアプリケーションを作成することが可能です。
UJMLはいかなる場所でも動作します。
UJMLはネットワークに完全対応しており、リソースや実行コードをネットワーク越しに読み込む機能を備えています。この機能はデバイスがパソコン、無線LANカードを内蔵したPDA、そして携帯電話であっても同様に動作します。
UJMLは宣言型の言語です。",
0,
0,
_getIntProperty(&_PROPERTY_INT_SCREEN_WIDTH;) * 9 / 10,
_getIntProperty(&_PROPERTY_INT_SCREEN_HEIGHT;) * 9 / 10,
&_COLOR_SILVER;, &_COLOR_DARKGRAY;, &_COLOR_WHITE;,
&_FONT_SIZE_SMALL;, &_FONT_STYLE_PLAIN;, &_FONT_FACE_SYSTEM;);
// テキストボックスを表示
ScrollingTextBox.show();
</script>
</application>
</ujml>
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